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HondaJet devery
(共同通信社)
HondaJet:
HondaJetのデリバリーが始まったとの報道がされました。
本田宗一郎氏が御覧になれたら、さぞ感激されたと想像します。

個人的に気になっている事を少し。
まずHondaJetはVLJ(Very Light Jet)カテゴリーに分類され、Cessna MustangやEclipse500と同じになります。 オーナー自ら操縦するパーソナルユースが主で、専門のパイロットが運行するビジネスジェットと少し異なります。
VLJとしては1200NMレンジは妥当と思われますが、北米ビジネスユースでは圧倒的に不足です。 途中一回の給油でニューヨーク-ロスアンジェルスをカバーする事が要件になります。 (HondaJetでは計算上2回の途中給油が必要になります)
特にセスナでは、上位機種との操作性や飛行特性の互換性が考慮されているので、Encore(1800NM)までの拡張可能性があります。
価格もHondaJetは同カテゴリーでは高価格になっています。

もう一つは、エンジン搭載位置で、シングルエンジンアウトの場合のヨーコントロールが他のコンベンショナルな機体と比べて難しいのではないかと想像してしまいます。(実際は判りませんが。。。)対象購買層がジェットエントリーレベルなので気になるところです。

個人的想像ですが、HondaJetでは次を考えていると思います。
本当のビジネスレベル(継続的に利益が出せる)になるのは、次機での成功にかかっているとおもいます。
今回の初代HondaJetの経験を元に、物凄い第二世代を期待してしまうのは小生だけではないと思います。


Panthera
ハイブリッド飛行機:
自動車では内燃エンジンと電気モーターを必要に応じて組み合わせ駆動する方式です。
航空機ではファンジェットとターボプロップの組み合わせ等をハイブリッドと称していました。(一般的ではありませんでした)
今回は自動車と同様に、内燃機関で発電しバッテリーに充電して、モーターでプロペラを駆動する飛行機です。
以下メーカーサイト
http://www.panthera-aircraft.com/
スロベニアの会社で、欧州ではモーターグライダー等で結構有名なメーカーだそうです。
何故飛行機にハイブリッド?

パイロットであれば経験上もよく御存知ですが、内燃機関出力は環境(酸素分圧)に大きく依存します。 (航空機のターボチャージャーはこれを補う目的です)
高所に位置する空港(米国コロラド州アスペンやメキシコシティー等)では、ジェット、レシプロを問わず物凄くエンジン出力が落ちます。
特に夏場は、ただでさえ薄い空気に高温となって必要滑走距離は伸びる一方です。
小型セスナ機などでは、搭載重量を減らすか、燃料を最小限搭載して、とりあえず低地(酸素分圧が十分高い)へ飛行し、改めて燃料給油をしてから目的地へ向けて飛行する事も考えなければなりません。
これと比べると、電気モーターの出力は基本的に環境に依存しません。
従って高地でのオペレーションでもコンベンショナルなレシプロと比較し、安全性に余裕ができます。
勿論離陸時だけではなく巡航中も同様で、安定した出力が期待されます。
高度による空気密度の変化に応じてプロペラの特性も最適化されます。
搭載されているエンジンは一次エネルギーセルであるバッテリーの状態のみを勘案して、必要に応じて始動・充電・停止を行ないます。

環境問題に厳しい欧州(特にドイツ)では、飛行場周辺のトラフィックパターンも米国のような簡単な長方形ではなく、騒音影響を極力抑えるために各飛行場で細かく規定されていました。(少なくとも以前アウクスブルグの飛行場ではそうでした)
離陸前に満充電にしたバッテリーで、モーターだけで静かに離陸してゆく光景を目にするのも直ぐだと感じた次第です。

Remote Tower Service:
http://www.panthera-aircraft.com/
スウェーデン・サーブ社で開発された遠隔管制塔みたいなシステムが米国で評価運用され始めたようです。(ヴァージニア州リースバーグ空港)
RMT TWR
http://www.leesburgva.gov/government/departments/airport/remote-air-traffic-control-tower
主に人件費抑制目的で、米国内の中規模空港での管制塔業務が縮小されています。
日本と異なり殆どの空港には管制塔はありませんが、地方の中規模空港までは管制塔があり、基本は昼間に稼動しています。
最近のデジタル・映像技術の向上により、対象空港に管制塔モジュールを設置し、遠隔地から航空管制する事になります。
HDカメラで収集された映像を遠隔地でリアルタイムモニターし、ATC指示を出します。
最新技術により、パン、チルトはもとより、夜間等視程が限られた状態でも視認性能を上げているそうです。
エアバンド・ファンとしては現状と何ら変化はありません。
管制官が実際移動する時間や、経験豊富なコントローラーの効率的な配置等で、運用コストの削減を図る予定だそうです。
因みに、ある管制塔に見学した際に目にした事です。
管制官(複数)が着陸予定滑走路の端から端までを目視で確認し、障害物や異常が無い事(ランウエィの状態)を管制官が目視確認したうえで着陸許可(クリア・トゥ・ランド)を与えていました。 (パイロットにとっては力強い見方ですね)
安全に直結する管制塔からの目視作業も最新技術で遠隔地からの作業となるようです。
(趣味的で勝手ですが、そのモニター映像を見られたら楽しいんですが無理でしょうね。。。)

さぁ~て、明日から欧州出張だ。 (面倒くさ~)
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星空、アマチュア無線、バイク、旅行。 それでもやっぱり大好きだった飛行機。
人生も落ち着き始めた(と言うか先が見えた)今日この頃。 今までの事や、今やっている事を、ちょっとだけ時流にのって発信しようかと思い立ったオヤジです。

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